デジタル楽譜を整理する方法

ファイル名はすべて同じ形式にし、楽器、レベル、用途など使い方でタグを付け、ライブやレッスンごとにセットリストを作り、書き込みはリーダーの中に残して、ライブラリを別の場所にもバックアップします。完璧な仕組みより、小さく続けられる仕組みのほうが勝ります。

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小さく、続けられる仕組みから

ほとんどのライブラリが散らかるのは、仕組みが凝りすぎているからです。疲れていても守れる決まりを、いくつか選んでください。新しい楽譜が届いたときに適用し、古い楽譜は少しずつ片付けます。

よいライブラリは、3つの問いにすぐ答えます。この曲は何か、何のためのものか、最新の版はどこか、です。

並べ替えられるファイル名にする

すべてのファイルで、同じ形式を使います。作曲者を先にするか、曲名を先にするかを決め、混ぜないことです。

  • 曲名、作曲者、詳細の順に:Nocturne Op 9 No 2, Chopin, Henle。
  • 必要なら調やパートを加える:Autumn Leaves, Cm, lead sheet、Symphony 5, Clarinet 1。
  • 版が変わるとき以外は、日付を名前に入れない。v2のほうが明確です。
  • scan、final、newは避ける。1年後には何の意味もありません。

リーダーアプリは、たいていファイル内の曲名を表示するか、設定できるようにしています。曲名と作曲者をそこに設定しておけば、どちらでも検索できます。

使い方でタグを付ける

フォルダでは、1曲を1か所にしか置けません。タグなら、1曲が複数の場所に存在できます。バッハの前奏曲は、ピアノ、バロック、発表会、レッスンを同時に兼ねられます。

  • 楽器やパート: ピアノ、フルート、アルト、ベースライン。
  • レベル: 初級、中級、上級。
  • 用途: 発表会、教会、結婚式、試験、初見。
  • 状態: 練習中、仕上げ済み、引退。
  • 入手元: パブリックドメイン、購入、先生から。

タグは5〜10個もあれば十分です。毎週新しいタグが必要なら、細かすぎます。

イベントごとにセットリストを作る

セットリストは、コンサート、日曜の礼拝、レッスン、練習といった1つのイベントのための、順番つきの曲のリストです。演奏中に次の曲を探し回らずに済みます。

  • 演奏会やレッスンごとに1つ作り、日付かイベントの名前を付けます。
  • 弾く順に曲を並べ、予備の曲を最後に加えます。
  • 家でセットリストを開いて一通り進め、すべての曲が読み込めるか確かめます。
  • 古いセットリストは残します。何を弾いたかの記録になり、次回の出発点になります。

書き込みを楽譜といっしょに保つ

鉛筆の書き込み、指番号、ボウイング、ブレス記号、丸で囲んだ注意は、ライブラリでも特に価値のあるものです。別のコピーに保存していると、いちばん失いやすいものでもあります。

  • スクリーンショットではなく、リーダーの中に書き込む。
  • 記号を統一する。指番号用の色と、注意用の色を1つずつ決めます。
  • めくり、反復、見落としがちな合図に印を付ける。
  • 版を変える前に、書き込みがいっしょに移るか確かめる。

SheetScrollでは、ペン、蛍光ペン、指番号、記号といった書き込みが、どの表示でも小節についてきます。半ページずつのめくりや見開きのレイアウトでも同じです。書き込みは無料です。

バックアップと同期

1台のデバイスだけにあるライブラリは、タブレットを1回落とせば失われます。3-2-1の原則を使いましょう。コピーを3つ、2種類の保存先に、うち1つは家の外に置きます。

  • バックアップ: ときどきライブラリをファイルに書き出して、パソコンやドライブに保存します。
  • 同期: デバイス間で同じライブラリを保ち、新しいタブレットを数分で使える状態にします。
  • 元のファイル: 元のPDFやスキャンは、アプリとは別の、自分で管理するフォルダに残します。
  • 試す: 年に一度、バックアップを復元して、使えるか確かめます。

SheetScrollは、追加したものの自分用のコピーを持ち、元のファイルは変更しません。ライブラリはデバイスに残り、アカウントは不要です。同期には、お手持ちのiCloud Drive、提供される場所ではGoogle Drive、または別のアプリが同期するフォルダを使え、同期で送られるものはエンドツーエンドで暗号化されます。同期を使わずにライブラリを移すには、設定 → ストレージ → バックアップを使います。

ほかのアプリから移る

ライブラリがほかのリーダーにあるなら、乗り換える前に書き出してください。SheetScrollは、forScoreやMobileSheetsのライブラリを、曲名、タグ、セットリストごと移せます。ライブラリで、追加、ほかのアプリから、の順に選びます。

無料の楽譜も内蔵されています。追加、無料の楽譜、の順に選ぶと、8,000曲以上のパブリックドメインの楽譜を見られます。

よくある質問

デジタル楽譜の整理は、どうするのがいちばんいいですか?

ファイル名の形式を1つにし、使い方に合ったタグを少しだけ付け、イベントごとにセットリストを作り、バックアップを別の場所に置きます。

フォルダとタグ、どちらを使うべきですか?

アプリにタグがあるなら、タグです。1曲は複数のグループに当てはまることが多く、フォルダでは1つしか選べません。

楽譜のライブラリはどうバックアップしますか?

元のファイルを残し、ときどきライブラリをファイルに書き出し、2台目のデバイスか、自分で持つクラウドストレージに同期します。SheetScrollでは、設定 → ストレージ → バックアップで行えます。

forScoreのライブラリをほかのアプリに移せますか?

SheetScrollは、追加、ほかのアプリから、でforScoreやMobileSheetsのライブラリを、曲名、タグ、セットリストごと移せます。

アプリを変えると書き込みは失われますか?

アプリによります。先に書き出しの選択肢を確かめ、いつでもやり直せるよう、元のファイルを残しておきましょう。